複数の行政手続きを最短ルートで。変更にも即応し、オープンを成功へ導きました。
本プロジェクトは、東大和市まちづくり条例に加え、東京都の自然の保護と回復に関する条例や中高層条例など、多岐にわたる法規制が重なる難易度の高い案件でした。私たちは豊富な経験に基づき、これら膨大な許認可手続きを「同時並行」で進めました。これにより行政協議にかかる時間を大幅に圧縮し、スムーズな着工・完工を実現しました。
商業施設にありがちな変更対応を瞬時に的確に行い、建物引渡しやグランドオープンの日程を守り、無事予定通りのオープンを迎えることができました。連日多くの来場者で溢れ、街に新たな活気と賑わいをもたらしています。
建物/土地概要
| 名称 | リコパ東大和 |
|---|---|
| 事業主 | ヒューリック株式会社 |
| 工事施工者 | 大和ハウス工業株式会社 |
| 所在地 | 東京都東大和市 |
| 用途 | 店舗・診療所 |
| 構造・階数 | 鉄骨造2F |
|---|---|
| 敷地面積 | 5,548.76㎡ |
| 延床面積 | 3,185.27㎡ |
| 竣工年 | 2025年 |
| 開発・条例 | 東大和市街づくり条例ほか |
| 従来の土地利用 | イトーヨーカドー駐車場 |
地形を活かした緑化計画
既存緑化を活かしながら、新しく生まれる商業施設に合うよう、敷地特有の高低差を巧みに利用しています。視線の高さが変わることで緑の表情が豊かに変化し、訪れる人々にとって心地よい「憩いの添景」となるよう、奥行きのあるランドスケープをデザインしました。
実際の植栽イメージ
植栽計画図_1
植栽計画図_2
本設計を実現した許可申請一覧
| 申請名 | 概要 |
|---|---|
| 東大和市街づくり条例 | 敷地面積が500㎡以上の建築物の建築おける一連の手続きです。近隣説明、緑化、雨水抑制、排水、駐車場・駐輪場、消防水利などの基準があります。 |
| 緑化計画書 | 敷地が1000㎡以上における開発・建築行為を行う場合の自然の保護と回復を図る手続きです。 |
| 地区計画届出 | 建築基準法第68条の2に基づき市町村が指定する地区計画区域における建築行為の届出業務になります。 |
| 東京都中高層条例標識設置届 | 現地に計画標識を製作・設置して標識設置届の届出手続きになります。 |
輸設計では、コンセプトに合わせた許可申請を行っています。

公園一体化で「有効宅地+2区画」を創出。地形と既存インフラを活かし切る配置計画
造成計画において私たちが最も大切にしたのは、この土地が持つ「南下がりの地形」という自然の恵みを最大限に活かすことでした。既設道路と調和させながら新たな道路を配置することで、大規模な造成工事による地形改変を最小限に抑え、自然な起伏と豊かな陽当たりを享受できる街並みを描いています。
また、街のシンボルとなる公園計画にも工夫を凝らしました。既存の町田市所有の公園に、今回新設する公園を一体化させることで、緑のつながりと広がりを創出。これにより、敷地全体の有効活用が可能となり、当初の計画よりも2区画宅地を生み出すことができました。
建物/土地概要
| 名称 | 町田市木曽西一丁目 |
|---|---|
| 事業主 | アオイ建設株式会社 |
| 工事施工者 | 伊波総建株式会社 |
| 所在地 | 東京都町田市 |
| 用途 | 宅地造成 28区画 |
| 開発区域面積 | 5,169.81㎡ |
|---|---|
| 竣工年 | 2018年 |
| 開発・条例 | 都市計画法開発許可、町田市宅地開発指導要綱ほか |
| 従来の土地利用 | 樹林地 |
公園の配置と植栽計画
高低差のある不整形地という難しい条件ではありましたが、この場所にしかない地形をポジティブに捉え、効率的な配置ができるよう、工夫しました。
実際に設置された公園
図面本設計を実現した許可申請一覧
| 申請名 | 概要 |
|---|---|
| 町田市宅地開発事業に関する条例手続 | 開発許可申請に先立つ道路や下水などの公共施設管理者(町田市)との協議手続です。道路・下水道・消防水利・提供公園などが対象です。 |
| 緑地開発許可申請 | 東京における自然の保護と回復に関する条例に基づく許可申請手続きです。(予開発区域3000㎡以上のため) |
| 開発行為許可申請 | 都市計画法、宅地造成等規制法(当時)に基づく開発行為許可申請手続きになります。 |
| 浸透阻害行為許可申請 | 特定都市河川浸水被害対策法に基づく特定河川流域(境川)における浸透阻害行為の許可申請手続きです。 |
輸設計では、コンセプトに合わせた許可申請を行っています。

今の暮らしと、将来の安心を。広大な敷地のポテンシャルを最大化する配置計画
計画地はコミュニティバスのルートにもなっている、地域の大切な生活道路に面しています。道幅が狭く交通の要所でもあることから、私たちは単に建物を建てるだけでなく、「工事中の地域への影響を最小限に抑えること」を最優先課題として取り組みました。造成範囲や配置を精査し、周辺環境への負荷を軽減する開発計画を立案しています。
また、広大な敷地を所有されるオーナー様にとって、今回のプロジェクトはご自宅2棟の新築であると同時に、将来の資産承継を見据えた重要な決断でもありました。そのため、現在の暮らしやすさはもちろんのこと、10年先、20年先を見据えた配置計画をご提案いたしました。
建物/土地概要
| 名称 | 西東京市老人ホーム |
|---|---|
| 事業主 | 法人 |
| 工事施工者 | 積水ハウス株式会社武蔵野シャーメゾン支店 |
| 所在地 | 東京都西東京市 |
| 用途 | 老人ホーム |
| 構造・階数 | 鉄骨造3F |
|---|---|
| 開発区域面積 | 2,497.95㎡ |
| 延床面積 | 2,490.98㎡ |
| 竣工年 | 2025年 |
| 開発・条例 | 都市計画法開発許可、西東京市人にやさしいまちづくり条例ほか |
| 従来の土地利用 | 住宅・農地 |
計画道路に配慮した敷地設計
本敷地の東側と北側には、現時点では事業化の時期が定まっていない「都市計画道路」の予定線が存在しています。将来、道路が完成し拡幅された際にも、大切な建物が計画線に掛かることのないよう、あらかじめ余裕を持った敷地や配置を設定しました。
造成完了時
図面
本設計を実現した許可申請一覧
| 申請名 | 概要 |
|---|---|
| 西東京市人にやさしいまちづくり条例手続 | 開発許可申請に先立つ道路や下水などの公共施設管理者(西東京市)との協議手続きです。道路・下水道・消防水利・緑化などが対象です。 |
| 東京都中高層条例標識設置届 | 現地に計画標識を製作・設置して標識設置届の届出手続きです。 |
| 開発行為許可申請 | 都市計画法に基づく開発行為許可申請手続きになります。 |
| 緑化計画書 | 敷地が1000㎡以上における開発・建築行為を行う場合の自然の保護と回復を図る手続きです。 |

狭小道路の課題を克服し、大規模な住宅を建設できるような土地の配置計画
計画地は、本来であれば前面道路の幅員が狭く、大規模な共同住宅の建築が困難な条件にありました。しかし、私たちはこの土地が持つ本来の価値を最大限に引き出すため、単なる現状の枠組みに捉われず、積極的な折衝を通じた抜本的な解決策を模索しました。
建築主様、ハウスメーカー様と一丸となり、三鷹市との粘り強い協議を重ねた結果、開発許可を取得。将来の街並みまで見据えた持続可能な開発計画を立案し、厳しい敷地条件を乗り越えることで、大規模プロジェクトの実現へと導きました。
建物/土地概要
| 名称 | 三鷹市牟礼シャーメゾン |
|---|---|
| 事業主 | 法人 |
| 工事施工者 | 積水ハウス株式会社武蔵野シャーメゾン支店 |
| 所在地 | 東京都三鷹市 |
| 用途 | 共同住宅 |
| 構造・階数 | 鉄骨造3F |
|---|---|
| 開発区域面積 | 1,558.03㎡ |
| 延床面積 | 1,357.54㎡ |
| 竣工年 | 2025年 |
| 開発・条例 | 都市計画法開発許可、三鷹市まちづくり条例ほか |
| 従来の土地利用 | 農地 |
道路線形の最適化
新たに計画地に沿って幅員6.0mの開発道路を計画し、さらに一部の道路後退用地を付替えることで最終的に幅員6.7mの道路を築造することで、1,000㎡以上の敷地をフルに活用した大規模共同住宅の建築が可能となりました。
土地に隣接する道路
図面
本設計を実現した許可申請一覧
| 申請名 | 概要 |
|---|---|
| 三鷹市まちづくり条例手続(開発) | 開発許可申請に先立つ道路や下水などの公共施設管理者(三鷹市)との協議手続きです。道路・下水道・消防水利・緑化などが対象です。 |
| 開発行為許可申請 | 都市計画法に基づく開発行為許可申請手続きです。 |
| 緑化計画書 | 敷地が1000㎡以上における開発・建築行為を行う場合の自然の保護と回復を図る手続きになります。 |
| 三鷹市まちづくり条例手続(建築) | 建築確認申請に先立つ道路・下水などの公共施設管理者(三鷹市)との協議手続きです。道路・下水道・消防水利・緑化などが対象です。 |
輸設計では、コンセプトに合わせた許可申請を行っています。
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